ブリックの楽しみ方
「能書きはいいからさっさと教えなさい!」という声が聞こえてきそうなので、 まずはもっとも一般的なブリックの作り方からご紹介しましょう。
カンタン♪ ブリック・レシピ
まずは材料から。
- 春巻きの皮(大きい方がよい)
- 卵
- イタリアンパセリ・青ネギなどの香味野菜
- ツナ
- じゃがいも
- 油(オリーブオイルで揚げる方がおいしい)
- レモン・ライム・すだち・かぼすなどの柑橘類
ワタクシ、ここに公開するためだけに、逐一写真を撮ってみました♪ つたない写真ですが、ご参考になれば…
今日は、贅沢にオリーブオイルを使って揚げます。このオリーブオイルはチュニジア産、甘くておいしい。
こちら、オリーブオイル卸問屋さんで購入したのですが、これを書いている現時点ではこの缶入りは輸入が困難になっているそうです。
ヤマモトさん(店長)、すみません、前に買ったやつ、まだ使い切ってないので残ってまーす(汗;
1:まずは、具を用意。
今回はじゃがいもを小さく切ります。サイコロより小さい方がいいですね。
これをレンジにかけるか茹でるかして、とにかく火を通します。大抵少量なのでレンジにかけるのがカンタンです。
中に入れる具は、火の通りやすいものを除き、予め火を通しておく方がよいです。
2:油を準備します。
卵をひっくり返せば半分ずつ揚げることが出来るので、油の量はその分加減してください。
但し、慣れないうちはもしかしたらうまくひっくり返せずにボロボロになる可能性もありますから、ヤバイなと思ったら十分に浸かるくらい油は入れてくださいね。
3:くぼんだ鉢を用意します。
くぼみがあるという点がかなり重要です。初めての方は間違えないでくださいね。
鉢の上に春巻きの皮を載せ、くぼみを作ります。そこへ、具を載せていきます。
今回はじゃがいも…
それからツナを載せていきます。
具を使って堰を作り、卵を入れたときに流れにくいようにしておくのもよいでしょう。卵が流れると悲劇です。
味付けをする場合、卵を載せる前のこの段階で塩胡椒などしておきます(私は味付けなくてもおいしいですけどね)。
4:油を確認。
温度は170〜180度くらい? あまり高くなくていいです。とくに卵に完全に火を通したい人は温度は低めに。
ここでもたつくといけないので、はじめは一旦火を止めてもいいかもしれません。
5:卵を割り入れます!
割る前に、薬味(ネギやパセリ)は手元に引き寄せておきましょう。ここは、なんといっても手早くが肝心です!
卵を入れる前に薬味も入れておくと楽なんですが、そうすると、外から色が見えないでしょう?
だから、割ったら、薬味を手際よく振りかけて。
(この写真はかなり慌てて撮ったんですが、うまく卵が落ちてますね)
6:春巻きの皮を二つ折りし、両手で持って油に入れます。
二つ折りしたものをそのまま(糊なんかいりません!)熱した油の中へ!
卵が漏れてこないうちに、菜箸で口を押さえてください。これで面と面がくっついて漏れてきません。
もたもたしていると、卵が皮からにじんで湿ってしまいます。そうすると半熟卵も皮のパリパリも楽しめませんので、手早く!
でももし漏れてきたり破れてしまったりしたら、慌てずもう一枚の皮を外側から重ねてしまいましょう。
7:ひっくり返す。
油を少量しか使わなくてもたくさん使ってもとりあえず様子を見るためにひっくり返しましょう。菜箸できちんと全体を挟んでくるりと。
ひっくり返すタイミングは、焼き色と卵の熟し加減をみてください。卵が好みの熟し加減になっていないのに焼き色がかなりいい場合は火が強すぎましたね。
でも半熟にもなっていない状態のブリックもとてもおいしいので、よかったらそのまま試してみてくださいね。
私はとりあえず、焼き色か卵の張り具合のどちらかを見て気分で決めてます(半熟でもさらにとろとろでもどっちも好きだから)。
8:できあがり判定。
ここはもう焼き色だけで判断していいですよ。中は既に火を通してありますから。
9:完成〜
さ、できたてのアツアツにレモンやライムなど柑橘類をかけて、召し上がれ!
ブリックは、外側の皮のパリパリ感と、中のとろとろ感がたまらない!のです♪ ぜったいアツアツがオススメです。
オマケ♪
ここからオマケです。
中はどうなっているかというと、こんなかんじ。 左手で無理矢理シャッター押したので凄い角度になってますが、このとろとろ感が伝わりますでしょうか??
必死にかぶりついて、お皿には黄色い点ひとつ。うーん、90点? こぼさず食べれたら100点〜☆
皆様、おいしく食べることが出来ましたでしょうか?!
ツウな食べ方
通な食べ方として、ぷくぷくの卵さんをまずガブリ!といく食べ方があります。
もちろん真ん中から。アツアツなので火傷の危険もあります。で、かぶりついて、垂れてきそうなとろとろ卵を吸いながら食べきるのです。
半熟好きまたはさらにとろとろ好きな方、一度はチャレンジしてみてくださいね☆