ブリックってどんな料理?
ブリックは、チュニジアでとてもポピュラーな食べ物です。テイクアウトでも大衆食堂でも、高級レストランでも食べることができます。つまり、広く一般的で、TPOに応じた食べ方もできる便利な料理なのです。
「チュニジア風春巻き」とか言われることもありますが、「卵の包み揚げ」か「卵とじゃがいもの包み揚げ」というのが分かりやすいかもしれません。
チュニジアでは、「ワラカ・マルスーカ」という、春巻きの皮より一回り以上大きい円形の皮を使って作ります。
好みに応じて色々なものを包むのですが、大衆食堂などでよくお目にかかるのは「ツナ」「イタリアンパセリ」「じゃがいも」それからメインの「生卵」です。
「っていうか、チュニジアってどこよ?」という方、本来の趣旨から外れますのでリンク集をご覧くださいね。
でも、アフリカの料理? それって凄く香辛料がきつかったり、辛かったり、食材が手に入りにくかったりするんじゃないの?...とお思いの方!、そんなことはありません!
ブリックは、作り方も簡単だし、アレンジもさまざま。
というわけで、既にヨーロッパに入っている料理なんです。フランスやイタリア料理などでもbrikと書かれたメニューが載っていることがあります。
パート・ブリックなんて言ったりして、ブリックの皮を全て使って具材を完全に覆ってしまうのではなく部分的にくるむようにしてみたり、はたまた具は外だしで、ブリックの皮だけを揚げて炒めた具を添えてあることもあります。
うん? というか、ヨーロッパで完全チュニジア式の「覆い隠す」タイプのブリックは見たことがないかも?!
まぁそれはともかくとして、ブリックって、既に広い範囲で愛されているものなんですよ。
さらに! さきほどのページでも書きましたが、保守的なおじいさんおばあさんでも目玉焼きと揚げ物が食べれる人なら食べれちゃうんです。 呪文は簡単、「卵の包み揚げよ」。駄目なら、「ちょっと変わった目玉焼きよ」とかでも大丈夫です。
抵抗感、なくなってきました??